飲食店経営に手を出して地獄を見る

宿泊業と並び、飲食業は「高開業」かつ「高廃業」の業種

飲食店は参入障壁は低いが、つぶれる可能性も相当高い

日本の外食市場は、完全に飽和状態にあるのだ。さらに、数が増えていないということは、毎年新規出店と同じだけの数がつぶれていることになる(微減なので、新規出店以上に廃業が多い、ということだ)。

 

●独りよがりの店を作りがち

「プロダクトアウトの罠」サービスを提供する側の発想でビジネスを行うこと

とかく「自分の作りたい料理を提供して、内装にこだわって、使いやすい設備をいれて…」と、考えがちだ。顧客が何を望んでいるかではなく、「自分が何をやりたいか」しか考えない…これがプロダクトアウトの発想だ。

失敗を避けるためにも、飲食店を始めるなら少なくともマーケットインの発想に立たなければならない

「この場所でこの業種なら勝てる、生き残れる」という道を見出すことが正解

 

「投資回収」という発想をもたないから

「投資回収の罠」ビジネスを始めるときに、「はじまり」を考える人はいても、「終わり」を考える人は少ない。

「終わり」とはなにか。それは、初期費用にかけたコストを、どれぐらいのスパンで回収するかという計画のこと

 

「減価償却」この目安にもつかえる会計用語

店を出す際にかかる最初の費用を、経営を続ける年数で「費用」として認識していくということ

 

・いったいどのくらいの期間でこの初期投資を回収しなければならいのか。飲食店の流行り廃りや競合店舗の進出などを鑑みると、通常は3年。銀行で初期資金を借りている場合、返済計画を考えても、最低5年以内での回収をしなければならない。